美容やコスメに関する知識って、SNSや動画で気軽に学べるけれど、本を読むことで得られる「深さ」と「気づき」にはやっぱり敵わないなと感じています。
たとえば、自分がうまくいかないと感じた瞬間の解決法、日常にさりげなく取り入れる美の習慣、大切にしたい価値観……それらを丁寧に紡いでくれるのが、美容をテーマにした本の魅力。
本が苦手な人でも読みやすいようにコミックも多数出ています。
今回は、女性の気持ちに寄り添い、美しさを学びながら心も満たしてくれる珠玉の10冊をご紹介します。ちょっと立ち止まって、美容と自分と向き合う時間にしていただけたら嬉しいです。
書籍紹介


1. 『コスメの魔法』
- 著者:あいかわももこ
- ジャンル:コミック
- 内容概要:コスメが持つ力を「魔法」に例え、美しさと向き合う楽しさを語る一冊。
- 美容好きに響くポイント:日常で使えるコスメの組み合わせ術や、小さな変化に気づく感性が磨かれます。
- おすすめしたい人:コスメをただ使うだけじゃなく、“選びたい”方。
このコミックは結構前に出版されていて、私が子供の頃に読んでいました。各メイクアイテムの使い方も載っていて、メイクの描写もとてもキレイでコスメの世界に憧れたきっかけの1冊です。
メイクの力で人生や人間関係の悩みを解決したり、自分との向き合い方を見つけ出したりとストーリーも共感ポイントが多くて読みやすいです。
2. 『リメイク』
- 著者:六多いくみ
- ジャンル:コミック
- 内容概要:メイクやファッション、ライフスタイルの視点から「なりたい自分」を再構築する物語。
- 美容好きに響くポイント:自分の魅せ方を再構築するヒントがあふれていて、自信が湧きます。
- おすすめしたい人:美容部員に興味がある人。
美容部員さんが主人公のストーリーです。ある時出会った美容部員さんに憧れて美容部員になった主人公が仕事や人との関わりの中で自分らしさを見つけていく姿が、とても応援したくなります。
コスメの使い方もとても参考になるのでおすすめです。
3. 『いつかのいつか』
- 著者:六多いくみ
- ジャンル:コミック
- 内容概要:大人の恋模様と共にメイクについて書かれている。
- 美容好きに響くポイント:メイクだけでなく恋愛要素も楽しみたい方におすすめ。
- おすすめしたい人:コスメと恋愛どちらも大切にしたい人。
『リメイク』と同じ作者のコミックです。リメイクは仕事という部分が割と占めていますが、こちらの作品は恋愛要素もしっかりあります。男性がメイクに詳しいパターンなので新鮮ではありますが、六多いくみさんの絵柄はとても繊細でメイクの表現がキレイなので見ているだけでわくわくします。
1巻〜4巻まではコミックとして本が出ていましたが、5巻からは電子単行本のみとなっています。
4. 『一生使える理論が身につく大人の学びなおしメイク』
- 著者:六多いくみ
- ジャンル:実用メイク指南書
- 内容概要:年齢的に変わった肌質やラインに合わせた、大人の美しさに寄り添うメイク理論を解説。
- 美容好きに響くポイント:今の自分に合うメイクが見つかり、技術の土台がしっかりつきます。
- おすすめしたい人:大人のメイクについてちゃんと学びたい人。
漫画やイラストがたっぷり入っているので、本が苦手な方でもスラスラ読めちゃいます。各アイテムの使い方も理論と合わせて紹介されているので「これってどうしたら良いんだろう?」というお悩みも解決できちゃいます。1冊持っていれば基本的なメイクの知識は学べるのでありがたいです。
5. 『会うたびに「あれっ、また可愛くなった?」と言わせる』
- 著者:神崎恵
- ジャンル:スタイル/ビューティーノウハウ本
- 内容概要:日々のメイクやファッションの中で周りに気づかれる“変化のつくり方”を紹介。
- 美容好きに響くポイント:写真で実際のやり方もわかるのと、おすすめアイテムも紹介されている点。
- おすすめしたい人:自分をもっと輝かせたい人。
美容家の神崎さんはいくつか書籍を出版されていますが、この1冊は特に内容が視覚的にわかりやすいです。たくさんの画像が載っているので「読む」というより「見る」に近い感覚です。
女性をいかにキレイに可愛く見せるか?という部分に重点を置いているので見ながら実際にやってみるのにもおすすめの本です。


6. 『だから私はメイクする』
- 著者:シバタヒカリ
- ジャンル:コミック
- 内容概要:メイクをする意味や自分との対話としていろんな角度から表現している。
- 美容好きに響くポイント:メイクを「自己表現として再発見する」気づきがあります。
- おすすめしたい人:自分を大切にしたい人。
女性なら誰しも一度は思ったことがあるのではないか、「メイクは自分のためにしている」この気持ちをスッキリとストーリーにしてくれています。自分が自分らしくいられるために、自分の気持ちを上げるために「メイク」や「ネイル」があることを再確認させてくれる1冊です。
7. 『東千石さんのメイクアップドール』
- 著者:ことぶき
- ジャンル:コミック
- 内容概要:メイクやおしゃれには無縁の女性が美容学校の男子生徒に会って変身していくストーリー。
- 美容好きに響くポイント:絵柄がきれい。メイクで変身していく姿が楽しめる。
- おすすめしたい人:人をキレイにすることに興味がある人。
憧れるシチュエーションに心を掴まれます。東千石さんのような素敵な男性にメイクされたい。キレイにしてもらいたい。このコミックを読んだらみんな思うはず。人をキレイにすることの楽しさも教えてくれる1冊です。
8. 『メイクはただの魔法じゃないの』
- 著者:六多いくみ
- ジャンル:コミックエッセイ
- 内容概要:初心者向けのメイクの手順や方法を紹介。
- 美容好きに響くポイント:メイクの方法を知りたい方、使い方や付け方など実践テクニックが盛り沢山。
- おすすめしたい人:メイクの手順をわかりやすく知りたい人。
またまた六多いくみさんの書籍です。六多さんは元美容部員という経歴の持ち主なので、コスメの使い方にもとても詳しいです。「アイラインがうまく引けなくて…」といったお悩みについての方法なども紹介されているので、どうやってメイクをしたら良いかわからない方にピッタリです。
9. 『カワイイ私の作り方』
- 著者:六多いくみ
- ジャンル:コミック
- 内容概要:不器用なアラサーに「カワイイは作れる」と言うキラキラ女子。可愛くなるレッスンとは…。
- 美容好きに響くポイント:キラキラ女子が行っている研究され尽くした「カワイイ」を具体化しているところ。
- おすすめしたい人:可愛くなりたいと思うけど行動に移せない人。
不器用なアラサー主人公の気持ちが痛いくらいに分かるんです。「どうせ私はキラキラ女子とは違う」と卑屈になってしまう気持ち。その気持ちに折り合いをつけながらも自分と向き合いながら、メイクを覚えていく主人公を応援したくなります。「あ〜分かるなぁ」と共感できるところもポイントです。
10. 『僕はメイクしてみることにした』
- 著者:糸井のぞ
- ジャンル:美容エッセイ
- 内容概要:男性視点からメイクを体験しながら、性別や美しさについて問いかけるエッセイ。
- 美容好きに響くポイント:メイクが誰にとっても解放であることを実感させてくれます。
- おすすめしたい人:メンズメイクに興味がある人。
こちらは男性が主人公のストーリーです。令和の今、男性が美容やメイクをすることは一般的になってきていますよね。男性の美容って?メイクってどうするの?といった男性向けにピッタリの1冊です。
男性と女性では気にする部分も感性も違うからこそ男性視点の美容本はお互いにとって理解しやすいなと感じました。
3. まとめ
この10冊は、どれも“ただ使うメイク・コスメ”から、“なぜ使うのか”にまで視点を広げてくれる本ばかりです。自分の美しさや価値、表現の仕方を見つめ直すきっかけになるでしょう。
まずは気になる1冊を、手に取ってみてください。自分の美と向き合う時間がきっと豊かに変わります。
読んだ感想や、あなたのおすすめ美容・コスメ本があれば、コメント欄でぜひ教えてくださいね!
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