メイクの順番はこれ!下地・ファンデーション・パウダーの基本手順まとめ

美容

「メイクって、この順番で合ってるのかな?」
そう思ったことはありませんか?

ベースメイクは、土台づくりの大切なステップ。正しい順番でアイテムを使うことで、化粧崩れを防ぎ、仕上がりのきれいさがぐんと変わります。ですが、日焼け止めと下地の位置や、コンシーラーはファンデーションの前か後か…意外と迷ってしまうポイントが多いですよね。

それぞれのアイテムの種類によって順番が変わってくるのも混乱してしまう要因だと思います。

そこで今回は、 「下地〜パウダーまでのベースメイクの正しい順番」 をわかりやすく解説します。さらに、ファンデーションの種類別の特徴や、自分に合った選び方もご紹介。初心者の方はもちろん、「自己流でやってきたけど合っているか不安」という方にも役立つ内容です。

毎日のメイクをより楽しく、崩れにくい仕上がりにするために、まずは基本の流れを一緒にチェックしていきましょう。最後にはまとめのベースメイクチャートも載っているので保存して使ってみてくださいね。

メイクの基本手順(ベースメイク編)

ベースメイクは、肌の土台を整える大切なステップ。正しい順番で行うことで、ファンデーションのノリや持ちが変わります。基本的な流れは以下の通りです。

1. スキンケア(保湿)

メイク前の肌準備はとても重要。
化粧水 → 乳液 → クリームで肌を整える
・日中用の保湿力の高い下地やクリームを選ぶと◎
乾燥しているとファンデーションがヨレやすくなるので、しっかり保湿しましょう。

2. 日焼け止め

UVケアは一年中マスト。
・顔全体にムラなくのばす
首や耳周りまで忘れずに
紫外線はシミ・シワの原因になるので、ベースメイクの一番最初に仕込むのが正解です。

3. 化粧下地

肌悩みに合わせて選びましょう。
・赤み → グリーン系下地
・くすみ → パープルやピンク系
・毛穴 → シリコン系の部分用下地

肌色や質感を均一に整えることで、ファンデーションが美しくのります。

4. ファンデーション

この後の章で種類別に解説しますが、基本は「薄く均一に」。
スポンジやブラシを使うと厚塗り感を防げます。

5. コンシーラー

シミ・クマ・ニキビ跡などをピンポイントでカバー。
・クマ → オレンジ系
・シミ → ベージュ系
・ニキビ跡 → 硬めのスティックタイプ

※コンシーラーはファンデーションの「後」に入れるのが自然な仕上がりになります。

6. フェイスパウダー

仕上げに粉をのせて、メイクを固定。
・ルースパウダー → ナチュラル仕上げ
・プレストパウダー → 外出先でのお直し向き

ふんわりとブラシでのせると、崩れにくく透明感のある肌に。

👉 この流れを守るだけで、ベースメイクの完成度がグッと高まります。

各アイテムの役割とポイント解説

ベースメイクをきれいに仕上げるには、それぞれのアイテムの役割を理解し、正しく使うことが大切です。順番を守るだけでなく、ポイントを押さえることで仕上がりがグッと変わります。

  • 日焼け止め
     UVカット効果が最優先。顔全体にムラなく均一に塗り、耳や首まで忘れずに。少量を重ね塗りすると効果的です。
  • 化粧下地
     毛穴やくすみを整え、ファンデーションのノリを良くする役割。肌悩みに合わせて選びましょう。
     例)赤み → グリーン系、くすみ → ピンク・パープル系、毛穴 → 部分用下地。
  • ファンデーション
     肌全体を均一に見せるアイテム。種類によって仕上がりが変わるので、自分の好みや肌質に合わせて選ぶのがポイントです(次で詳しく解説します)。
  • コンシーラー
     シミ・クマ・ニキビ跡をピンポイントでカバー。ファンデーションの後に使うことで厚塗り感を防げます。部分ごとに色や質感を使い分けるのがおすすめです。
  • フェイスパウダー
     ベースメイクを定着させ、化粧崩れを防ぐ役割。ブラシでふんわりのせれば透明感、パフでしっかりのせればカバー力アップ。外出先ではプレストパウダーが便利です。
👉 この流れを意識すると「崩れにくく、厚塗り感のない自然な肌」が作れます。

ファンデーションの種類別:特徴と選び方

ファンデーションにはいくつか種類があり、仕上がりや使いやすさが大きく変わります。自分のライフスタイルや肌質に合わせて選ぶことが大切です。

リキッドファンデーション

  • 特徴:みずみずしく伸びがよく、カバー力も調整しやすい。ツヤ肌からセミマットまで幅広い仕上がりに対応
  • おすすめの肌質:乾燥肌・普通肌。保湿力があるものを選べば長時間しっとり感が続きます。
  • ポイント:スポンジやブラシで叩き込むようになじませると、ムラなく仕上がります。

パウダーファンデーション

  • 特徴:コンパクトタイプで持ち運びしやすく、化粧直しに便利。軽い仕上がりで、ナチュラルに整えたい人向け
  • おすすめの肌質:脂性肌・混合肌。余分な皮脂を抑えやすい。
  • ポイント:下地で肌をなめらかに整えた後に使用するとヨレにくい。重ねすぎると粉っぽさが出るので注意。

クッションファンデーション

  • 特徴:リキッド状のファンデがスポンジに染み込んでいるタイプ。ポンポンと置くだけでツヤ肌に仕上がる。
  • おすすめの肌質:乾燥肌〜普通肌。ツヤ感や時短メイクを求める人に人気
  • ポイントカバー力よりも「肌をきれいに見せる」効果重視。仕上げにパウダーを重ねると崩れにくくなります。

クリームファンデーション

  • 特徴:濃厚でカバー力が高く、乾燥に強い。しっかりとした仕上がり。
  • おすすめの肌質:乾燥肌・年齢肌。保湿しながら肌を均一に整えたい人に
  • ポイント厚塗り感が出やすいので、少量を伸ばして使うのがコツ。

スティックファンデーション

  • 特徴:持ち運びやすく、カバー力が高い。部分使いもできる。
  • おすすめの肌質:普通肌・混合肌。シミやニキビ跡をしっかり隠したい人向け
  • ポイント:直接肌にのせた後、スポンジでなじませると自然な仕上がりに。
👉 ファンデーションは「肌質 × 仕上がりイメージ × ライフスタイル」で選ぶのがポイントです。

フェイスパウダー(ルースパウダー・プレストパウダー)

  • 特徴:ファンデーションの仕上げに使うことで、肌をサラサラに整え、メイク崩れを防ぐ役割があります。粉状(ルースタイプ)と固形(プレストタイプ)の2種類があります。
    • ルースパウダー:ふんわり軽い仕上がり。家でのメイクに向いている。
    • プレストパウダー:コンパクトタイプで持ち運びに便利。外出先での化粧直しに活躍。
  • おすすめの肌質:オールスキンタイプ。特にテカリやすいTゾーンにのせると効果的。
  • ポイント
    • パフやブラシで薄く重ねるのが基本。つけすぎると白浮きや粉っぽさの原因に。
    • ツヤ感を残したいときは顔全体ではなく、テカリやすい部分(Tゾーンや小鼻周り)に部分使いがおすすめ。
👉 ファンデーションの仕上げにパウダーを取り入れると、メイクの持ちが格段にアップします。特に「崩れやすい」「マスクにつきやすい」と悩む方には必須アイテムです。

パウダーで変わる仕上がりの違い

パウダーの使い方次第で、肌の仕上がり印象は大きく変わります。なりたいイメージに合わせて調整してみましょう。

  • マット肌
    • 特徴:毛穴やテカリをしっかりカバーし、陶器のような均一な肌に
    • ポイント:全顔にしっかりパウダーをのせる。厚塗り感を避けたいときは、ブラシで薄く重ねると◎。
    • こんな人におすすめ:脂性肌・汗や皮脂で崩れやすい人、きちんと感を出したい日。
  • セミマット肌
    • 特徴:自然なツヤを残しつつ、気になる部分のテカリは抑えたバランス肌
    • ポイント:顔全体に薄くパウダーをのせつつ、頬の高い位置などはツヤを残す。
    • こんな人におすすめ:オフィスメイク、日常使い。
  • ツヤ肌
    • 特徴:光を反射してみずみずしく、フレッシュな印象に。
    • ポイント:Tゾーンや小鼻のみパウダーを使い、頬や額は素肌のツヤを活かす。
    • こんな人におすすめ:乾燥肌・透明感を出したい人、トレンド感を意識したいとき。
👉 同じパウダーでも使い方やのせる場所によって「印象が変わる」ことを知っておくと、シーンに合わせて自在にメイクを楽しめます。

メイク手順でよくある疑問Q&A

ベースメイクをするときに「これってどっちが先?」「本当に必要?」と迷うポイントが多いですよね。ここでは、よくある質問をQ&A形式でまとめました。

Q1. 日焼け止めと下地はどちらを先に塗る?
→ 基本は 日焼け止めが先、下地が後 です。
日焼け止めはスキンケアの延長として「紫外線から肌を守る」役割。メイク下地はその上に重ねて、肌色補正やファンデーションのノリをよくするために使います。

Q2. コンシーラーはファンデーションの前?後?
→ 仕上がりによって順番を変えましょう。

  • リキッド・クリームファンデ派 → ファンデーションの後にコンシーラーを使うと、ヨレにくくナチュラル。
  • パウダーファンデ派 → ファンデ前にコンシーラーを仕込んでおくと、粉で固定されて崩れにくくなります。

Q3. パウダーは必ず必要?
→ 肌質や仕上がりの好みによります。

  • 乾燥肌・ツヤを出したい人 → 部分使いでOK(Tゾーンだけなど)。
  • 脂性肌・崩れやすい人 → 全体に軽くパウダーを重ねるとメイク持ちがアップします。
    必ずしも全顔に必要ではないので、なりたい肌印象や生活スタイルに合わせて調整しましょう。

Q4. 下地とコントロールカラーは両方使うべき?
→ 1本で補正もできる多機能下地があるので、必ず両方は必要ありません。
ただし「赤みを消したい」「くすみを飛ばしたい」など悩みがはっきりしている場合は、下地の上にコントロールカラーをプラスするのも効果的です。

👉 こうした「順番の迷い」は誰もが一度は抱えるもの。ポイントを知っておけば、自分の肌質やメイクの仕上がりに合わせてベストな順番を選べます。

まとめ:ベースメイクの手順をおさらい

ベースメイクの基本的な流れは、次の通りです。

👉 ポイントは、順番を守ることだけでなく 自分の肌質や仕上がりの好みに合わせて調整すること
  • ツヤ肌にしたいならパウダーは部分使い
  • カバー力が欲しいならコンシーラーを効果的に
  • 忙しい朝はオールインワン系ベースを活用

といった工夫で、メイクの仕上がりもぐっと変わります。

ベースメイクは「ただ塗る」ものではなく、土台を整える大事なステップ。今日からは自分に合った手順を取り入れて、理想の肌づくりを楽しんでくださいね。

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