はじめに
「パーソナルカラー診断って気になるけど、なんかちょっと恥ずかしい」
そう感じて、気づけば数年スルーしてきた——そんな方、意外と多いのではないでしょうか?
私自身、SNSで「イエベ」「ブルベ」というワードを何度も目にしながら、ずっと踏み出せずにいました。
「なんとなく気になるけど、診断ってどんなことをするの?プロの人に見られるのも少し緊張するし…」
そんなふうに、頭の片隅にあるまま、ずっと後回しにしていたんです。
でもある日、ふと思いました。
「もし“似合う”が分かれば、鏡を見るたびに少しだけ自信が持てるようになるんじゃないか?」
そして意を決して、プロの診断を予約。
結果は——
「私はこれまで、自分に似合わない色ばかりを選んでいた」
という衝撃の事実でした。
でもそれ以上に、思い込みを手放した瞬間から、自分を見る目が少しずつ変わっていくのを感じたんです。
選ぶ服、メイク、日々の気持ち…。想像以上に“色”が私に与える影響は大きくて。
この記事では、そんな私の体験をもとに、
- パーソナルカラー診断のリアルな流れ
- 実際にどんな診断が行われるのか
- 「やってよかった!」と思えた理由
- 診断結果をどう活かしているか(日常での変化)
を、初めての方でも安心できるように、具体的にお伝えします。
「気にはなってるけど、勇気が出ない」
「診断って、ぶっちゃけどんな感じ?」
「ブルベ・イエベってよく聞くけど、何がどう違うの?」
そんな疑問を持つ方に、少しでもヒントと安心を届けられたら嬉しいです。
この先では、
実際にどんな風に診断が進んでいくのか、
診断中に思わず笑ってしまった“予想外の展開”や、
診断後に「私、こんな色が似合ったんだ…!」と驚いた瞬間など、リアルな記録をたっぷり綴っています。
「なんとなく気になる」から、「私も受けてみたいかも」に変わるきっかけになれば──
そんな想いをこめて書きました。
イメコンサロンの選び方 〜私が重視したポイントと、地元を選んだ理由〜
診断を受ける前、私はとにかく情報を集めました。SNS(InstagramやX)で「#パーソナルカラー診断」「#イメコン迷子」などのハッシュタグを検索し、たくさんの人の体験談を読み漁る日々。
Google検索や口コミサイトでも、料金の相場や診断メニューの違い、人気サロンの情報などを調べていくうちに、「どこが自分に合うんだろう?」と、むしろ迷いが深くなっていきました。
最終的に私が重視したのは、「地元で診断を受けられるかどうか」という点です。
その理由はとても実用的で、診断のあとに服やコスメを買い足したくなったとき、自分の生活圏に“試せる場所”がなければ、活かしづらいと感じたからです。
例えば、アドバイスされたカラーの服を見に行こうにも、最寄りのショップに扱いがなければ意味がない。推奨されたコスメが店頭で試せなければ、ネット購入に不安が残る。「アドバイスをすぐに日常に落とし込めるか?」という視点で、場所選びは大きなポイントでした。
また、「誰に診断してもらうか?」も同じくらい重要でした。
SNSで見つけたサロンのアカウントをいくつもチェックして、診断者の雰囲気や発信スタイルを見比べました。
その中でも私は、年齢が自分に近い方を選ぶことを意識していました。
(これは完全に私の個人的な感覚ですが、年齢が近い方の方が話しやすく、自分の悩みに寄り添ってもらいやすいと感じたからです)
さらに、いくつか候補を絞ったあとは、診断メニューや料金プランの違いを比較。
「16タイプカラー診断を含むか」「骨格や顔タイプ診断もセットか」など、サロンによって内容がかなり異なります。比較することで、自分が何を知りたいのかも明確になってきました。
結果的に、「これが知りたい」という軸ができたことで、選ぶ基準がはっきりしたのは大きかったです。
そして、口コミも必ずチェックしました。
診断内容の評価はもちろんですが、私が特に見ていたのは診断者の「人柄」です。
言葉の選び方や、接客時の雰囲気、対応のやさしさなど…。
パーソナルカラー診断は、自分の外見を他人に見せる行為なので、私は安心して会話できそうな人を選びたかった。
(もともと人見知りな性格なので、「寄り添ってくれそうかどうか」はとても大切な要素でした)
最後に見たのは予約状況。
あまりにも予約が取りづらいサロンは、スケジュールの都合で行けなくなる可能性も高く、避けました。
一方で、逆にまったく予約が埋まっていないところは、少し不安になる…。
「1ヶ月前くらいから予約が埋まり始めている」くらいのバランス感を参考にしました。
このようにして私は、「内容・人柄・アクセス・予約状況」を総合的に見て、“自分にとってちょうどよい”サロンを選ぶことができました。
今振り返っても、地元+等身大で選んだことが、満足度の高い診断体験に繋がったと思っています。
当日の流れ:想像以上に丁寧だったカウンセリングと診断
当日はノーメイクで(正確には、日焼け止めだけ塗ってサロンでオフ)サロンに向かいました。
迎えてくださったのは、柔らかい雰囲気の女性の先生。まずは簡単なカウンセリングからスタートします。
「普段はどんな服を着ることが多いですか?」
「メイクの悩みや、似合わないと感じている色はありますか?」
そうした質問に答えながら、自分の好みや生活スタイルを整理していきます。
その後、いよいよ診断へ。カラードレープ(色布)を顔の下に当てて、顔映りの変化を確認していくのですが……
これが本当に、驚きの連続でした。
自分で見てもわかるほどの違いに驚愕
「え、こんなに違うの!?」
顔に当てる色が変わるたびに、顔色のトーン、影の出方、目元の印象までガラッと変わる。
カウンセラーの方と一緒に鏡を見ながら、「これは少し顔色がくすんで見えますね」「こっちは血色感がアップして見えます」と一枚一枚確認していきます。
私はずっと「イエベ秋」だと思い込んでいたのですが、
診断結果は「ブルベ冬」。
衝撃でした。
でも確かに、ブルベ冬のカラードレープを当てた瞬間、自分の顔の輪郭がくっきりと浮かび上がって、目の輝きまで変わった気がしました。
パーソナルカラーは“色のグループ”だけじゃない
ここで特に驚いたのは、「明度(明るさ)」「彩度(鮮やかさ)」「清濁(くすみの有無)」という要素も、診断では重視されること。
私は特に「清色(濁りのない色)」が似合うという結果も出ました。
これにより、くすんだベージュやブラウン系よりも、クリアな赤やネイビーなどの方が顔色が引き立つということが分かったのです。
この“清濁”の視点は、自己判断ではなかなか難しい部分。プロに見てもらって初めて気づいた要素でした。
メイクで実感した“色の力”
診断後は、似合う色でのメイク体験。
ここでも驚きがありました。
「赤みのアイシャドウ、似合わないと思って避けてたけど…合うじゃん!」
自分だけでは絶対に選ばなかったカラーが、実際に肌に乗せてみると顔全体がパッと明るく見える。
プロのアドバイスと実践があることで、新しい自分に出会えた感覚がありました。
その赤系のアイシャドウは、今では私の“勝負コスメ”として大活躍中です。
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姉妹でもパーソナルカラーのタイプは違うと知って驚いた話
姉妹ではパーソナルカラーはどうなるのか?気になりますよね。
なんと結果は「ブルベ夏」。私とは異なるタイプでした(私はブルベ冬)。
私たちは子どもの頃から「顔が似ている」とよく言われてきたので、当然パーソナルカラーも同じようなタイプだろうと勝手に思い込んでいたんです。
でも実際には、似ているようで肌の明るさや血色感、髪や瞳のトーンなどが少しずつ違っていて、それが診断結果にもはっきり表れていました。
姉に「これ、似合うと思うよ」とすすめていたリップが、実は姉にとっては強すぎたり浮いてしまう色だったり。
逆に姉から借りた、パステルカラーの服が私にはなんか似合わない理由も、診断結果を通して納得がいきました。
この経験を通して、パーソナルカラーは本当に「一人ひとり違う」もので、たとえ家族であってもタイプが異なるということを実感しました。
「なんとなく似合わない」「なぜかしっくりこない」と感じていた理由が、理論で理解できるようになると、無駄な買い物も減るし、自信を持って選べるようになります。
診断を活かすためにしたこと
診断を受けて満足、では終わらせたくなかった私は、結果をちゃんと活かすために以下のことを実践しました。
- パーソナルカラー別おすすめブランド・アイテムをSNSでリサーチ
- 自分の診断タイプのカラーパレットをスマホに保存し、買い物時にチェック
- 洋服・メイクの見直しを少しずつ開始
- パーソナルカラーに関する書籍で学びを深める
さらに興味が高まり、「メイクカラーコンシェルジュ」講座のベーシックコースも受講しました。
この講座では、パーソナルカラーの知識にとどまらず、肌の色味や質感、ライフスタイルに応じたメイクカラーの選び方、提案の仕方までを学びます。
色の理論だけでなく、実際のアイテムを使った実習や、シーンに合わせたメイク提案のポイントなど、実践的な内容も豊富で、受講中は毎回新しい気づきの連続でした。
診断を“ゴール”ではなく“自分らしさを深めるきっかけ”として捉えられるようになったのも、この学びがあったからこそです。
無事に修了試験にも合格し、現在は次のステップである「アドバンスコース」の受講を予定しています。
今後はより専門的な視点から、色の力を自分自身の生活や発信活動、そして周囲の方への提案にも活かしていけたらと考えています。
おわりに:もっと早く受ければよかった、でも今だからこそ良かった
この記事を読んでくださった方の中には、かつての私と同じように、
「気になるけどちょっと怖い」「似合う色って何?」
そんな不安や疑問を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、大丈夫です。知識がなくても、オシャレに自信がなくても、行っていいんです。
自分に似合う色を知ることは、自分をより大切にすることに繋がります。
そして、自分の魅力を“見える形”で実感できることは、想像以上に心を満たしてくれる体験です。
あなたもぜひ、自分だけの色に出会ってみてください。
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